岐阜県教育委員会に、訪問させていただきました。
岐阜県教育委員会事務局
学校支援課 教育主幹
古賀 英一先生にお会いしてまいりました。
発達の検査を学校の先生から保護者に進めたいと思った時、保護者に、「自分の子供に『障害』があるんじゃないかと疑われていたのか」と思わせてしまう可能性があり、検査を進めるのを躊躇する先生や、それにより辛い思いをなさる保護者様もいらっしゃるいうお話をされていました。
実際に病院での検査を勧められ、診断がでれば、通級(通常の学級に在籍していながら個別的な特別支援教育を受けることの出来る制度)に通う事ができるというのが、多くの流れです。
自然とそのような検査を対象とすることが適当なお子様は、
自閉症者、情緒障害者、学習障害者又は注意欠陥多動性障害者に該当する児童生徒となるわけです。
しかし、目の使い方チェックは違います。
通級に通う必要のあるお子様の中にも必ずあると思われる未発達や、未学習が何処にあって、いくつあるのか、
また、頭が良くても点数が取れなかったり、動くのが好きなのに運動競技は苦手であるなど、誰にでもあるレベルでの未発達や未学習な部分が、何処にあって、いくつあるのか、調べる事ができます。
このチェックはプロのスポーツ選手も行っています。
ですから、勉強やスポーツが優秀なお子様も、さらにレベルの高いところを目指すのに役立たせたりする事ができます。
今回、古賀先生の計らいにより、市や町で、目のチェックが広まりやすくなるよう、ご配慮してくださり、
まずは、岐阜県
岐阜市 大垣市 各務原市 本巣市 瑞穂市 北方町 輪之内町 山県市の、各教育委員会や学校との連帯を取りやすくしていただきました。
順番に回ってまいりますので、いつか、あなたのお住いの地域でも、子育て支援事業に登録されている、「ビジョントレーニング講座」・「目の使い方チェック」が開かれる事でしょう。
目の使い方チェックやビジョントレーニングは、障害がある可能性があるお子様「だけ」が受ける検査・トレーニングではございません。
「誰もが、健康診断をうけるような感覚で、当たり前の様に目の使い方チェックを受ける」
そんな環境作りを目指しております。
年度末の大変お忙しい中、沢山の時間をとって、目の学校の取り組みと想いを聞いてくださった、古賀 英一先生、ありがとうございます。